ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第10戦チェコGP 初日レポート
鳥羽がチェコGP初日11番手
アティラプワパは26番手
Rd.10 チェコGP/ブルノ・サーキット
2018年8月3日(金)
コンディション:ドライ
気温:32℃ 路面:49℃
2018年シーズンも後半戦を迎え、第10戦チェコGPがブルノ・サーキットで初日の走行を迎えました。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は午前と午後の2回のフリープラクティスを終えて、2分09秒795で総合11番手。チームメートのタイ人ライダー、ナカリン・アティラプワパは2分10秒693の26番手で初日を締めくくりました。
午前のFP1では鳥羽が7番手タイムを記録し、快調な走り出しを見せます。アティラプワパもまずまずの内容で、このセッションを19番手で終えます。
午後の走行では、鳥羽は単独走行で自己ベストタイムを更新し8番手に。明日の予選に向けて、力強い手応えをつかみました。アティラプワパは、土曜はさらにコース攻略を進める意欲に燃えています。
明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタート。午後12時35分からは、40分間の予選が行われます。
鳥羽海渡(11番手 / 2’09.795 / +0.601)
「今日は、今シーズンで一番いい初日になりました。オランダGPのあとにここでテストをしたときは苦労をしましたが、そのときに学んだ成果を、今日のセッションでしっかりと発揮できました。明日は、単独走行で今日のラップタイムをさらに0.3~0.5秒詰めていくことが目標です。予選で好グリッドを獲れれば、決勝でいい走りをする自信もあります」
ナカリン・アティラプワパ(26番手 / 2’10.693 / +1.499)
「FP1はまずまずの内容でしたが、コンディションが厳しくなった午後のFP2では集中力を維持するのが難しく、苦戦してしまいました。今はセクター3とセクター4で特に苦労しているので、明日はもっと落ち着いて集中して臨めば、ラップタイムの改善を目指せると思います」
青山博一 チーム監督
「海渡は、午後にしっかりとこのコンディションに適応し、安定したリズムで2分09秒台を刻んで走っています。自信を持って走っているので、この勢いを決勝までしっかりと維持してくれるでしょう。ナカリンは、午前のラップタイムを午後に更新できませんでした。午後にタイム更新できなかった理由を咀嚼し、明日は前進を果たしてほしいです」