RIDINGSPORT

 ロレンソは終盤のトップ争いをリード。マルケスが追う展開となる。26周目の3コーナーでロレンソがラインを外す間にマルケスがトップに浮上するが、9コーナーでロレンソがマルケスのインを厳しくついてトップを奪還。終盤を迎えてトップ争いはふたりの激しいバトルとなる。

 27周目の3コーナーでマルケスがロレンソのインを突いてトップに立つが、27周目のコントロールライン上でロレンソがスリップから抜け出して前に出て、最終ラップに突入。マルケスは3コーナーでインを突くが、ロレンソに抑える。

 ふたりはテール・トゥ・ノーズのままゴールラインをめざし、ロレンソはマルケスに勝負をしかけるすきを与えず、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン3勝を達成した。

 マルケスはコンマ130秒の僅差で2位、ドヴィツィオーゾは最終的にマルケスから1秒5遅れの3位でゴールした。

 4位にカル・クラッチロー(ホンダ)、5位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が入賞。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は14番グリッドから追い上げ6位に入賞。7位にダニ・ペドロサ(ホンダ)、8位にアレックス・リンス(スズキ)、9位にヨハン・ザルコ(ヤマハ)、10位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の順で続いた。

 中上貴晶(ホンダ)は終盤まで16番手を走っていたが、残り2周でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)を交わして、ルーキートップ、フランスGP以来のポイント獲得となる15位に入賞した。

 チャンピオンシップ争いではマルケスがランキングトップをキープ。59ポイント差のランキング2位にロッシが続き、優勝したロレンソがロッシと12ポイント差のランキング3位に浮上。ドヴィツィオーゾはランキング4位に後退したが、ロレンソとの差は1ポイントと僅差だ。

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