ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第15戦タイGP 予選レポート
アティラプワパは7列目スタート
鳥羽は9列目から決勝へ
Rd.15 タイGP/チャーン・インターナショナル・サーキット
2018年10月6日(土)
コンディション: ドライ
気温: 32℃ 路面: 56℃
土曜午後のタイGP予選を終え、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは21番手タイムで終えました。明日のホームグランプリ決勝レースは、7列目21番グリッドからスタートします。チームメートの鳥羽海渡は予選26番手タイム。明日のレースは9列目からのスタートになります。
午前のP3で、地元タイの人気選手アティラプワパは大きなジャンプアップを果たし、前日から2秒以上もタイムを詰めて7番手につけました。鳥羽も着実な前進を果たし、0.7秒のタイムを削り取ることに成功しました。
午後の予選では、アティラプワパと鳥羽は集団内に揉まれて十分なタイムアタックをできませんでした。両選手は1分43秒365と1分43秒738のベストタイムで終えましたが、決勝レースでジャンプアップを狙うべく、熱い闘志を燃やしています。
明日の日曜は、現地時間午前8時40分(日本時間午前10時40分)から20分のウォームアップ走行を実施。全22周で争うMoto3クラスのタイGP決勝レースは、午前11時(日本時間午後1時)にスタートします。
ナカリン・アティラプワパ (21番手 / 1’43.365 / +1.130)
「予選では、昨日同様にソフトコンパウンドのタイヤでいいフィーリングを得ることができず、大集団の中でうまくマネージできなかったために、しっかりとラップタイムをまとめきることができませんでした。決勝は昨日もいいフィーリングだったミディアムコンパウンドで臨むので、不安材料はありません。レースでは、今朝のP3と同じようにいい走りをできる手応えがあるので、21番手スタートというポジションも僕の自信にはいっさい影響していません」
鳥羽海渡 (26番手 / 1’43.738 / +1.503)
「予選最後にタイムアップできなかったのですが、セッション序盤にいいタイムを記録できなかったために、この順位からのスタートになってしまいました。それでも、昨日の課題だったセクター2を今日はうまく走れるようになりました。また、レースペースも安定しているので、明日は一人ひとり確実に抜きながら、レース序盤に前方まで追いあげていきたいです」
青山博一 チーム監督
「海渡は、最後のタイムアタックで更新できませんでしたが、第2ベストタイムがいいタイムではなかったので、この順位からのスタートになってしまいました。明日のレースは、しっかりと追い上げることが重要です。ナカリンは、P3が7番手と非常にいい内容でしたが、予選は自分をうまくコントロールできず、いつもの位置からのスタートになりました。とはいえ、今までよりも上位との差は少ないので、明日のホームGPでは地元ファンの前で底力を見せてほしいです」