イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第18戦マレーシアGP 予選レポート
長島がマレーシアGP予選で6列目獲得
パウィは9列目から決勝へ
Rd.18 マレーシアGP/セパン・サーキット
2018年11月3日(土)
コンディション:ウエット-ドライ(FP3)/ドライ(QP)
気温:32℃ 路面:42℃
土曜午後の予選を終え、2分07秒220を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、日曜のマレーシアGP決勝レースに向けて6列目16番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは25番手。ベストラップタイムは2分07秒683でした。
午前のFP3は、昨日の午前と同様で路面がセッション終盤に向けて乾いていく微妙なコンディションでした。長島は昨日からの安定した調子を維持してセッション12番手。パウィは慎重な走りに徹して25番手タイムでした。
午後の予選では、長島は明日の決勝レースに向けてタイヤの耐久性に焦点を置いて取り組みました。パウィは昨日来のブレーキングにまだ課題を残していますが、ホームグランプリの決勝レースに向けて闘志を燃やしています。
明日は、現地時間午前8時10分(日本時間午前9時10分)から20分のウォームアップ走行が行われます。18周で争うマレーシアGP決勝レースは、午前11時20分(日本時間午後12時20分)にスタートする予定です。
長島哲太 (16番手 / 2’07.220 / +1.591)
「タイヤのパフォーマンスが7~8周すると落ちてくるので、これを改善することが明日のレースに向けた優先課題です。セットアップというよりも自分の走らせ方で対応できると思うので、明日のウォームアップでトライします。予選では自己ベストタイムを更新できたのですが、もう少しいきたかったというのが正直な気持ちです」
カイルール・イダム・パウィ (25番手 / 2’07.683 / +2.054)
「厳しい予選になってしまいました。フロント・リアともにチャタリングがあり、いいラインを維持してスピードを発揮することができませんでした。ブレーキングとグリップの課題も昨日より少しよくなっているのですが、まだ解決はできていません。明日はレースなので、序盤から攻めてポイント獲得圏内を目指し、全力でがんばります」
青山博一 チーム監督
「長島は、予選で新しいセットアップをトライしていい方向にいったのですが、最後のアタックで渋滞に引っかかってタイムを更新できなかったのが残念でした。とはいえ、今週はウイークを通していい流れをつかんでいるので、決勝ではいいレース運びをできると思います。パウィはマシンの挙動に繊細になっていて、症状に対する多くの要求が出ています。我々もウォームアップに向けて改善点を絞り込んでいくので、パウィ自身も地元ファンの前で強い気持ちでホームレースを走り抜いてほしいです」