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投稿日: 2016.09.04 17:21

Honda MotoGP第12戦イギリスGP MotoGPクラス予選日レポート


MotoGP | Honda MotoGP第12戦イギリスGP MotoGPクラス予選日レポート

2016.09.03 ロードレース世界選手権 第12戦 イギリスGP 予選

[MotoGP] クラッチローが今季初ポールポジションを獲得。ペドロサは4番手、マルケスは5番手から決勝に挑む

2016年9月3日(土)・予選
会場:シルバーストーン・サーキット
天候:曇りのち雨
気温:16℃
コースコンディション:ドライのちウエット

MotoGP レポート

イギリスGPの予選は、断続的に強い雨が降る厳しいコンディションの中で行われ、ホームGPを迎えたカル・クラッチロー(LCR Honda)が、今季初のポールポジション(PP)を獲得しました。

カル・クラッチロー
カル・クラッチロー

初日3番手につけたクラッチローは、2日目のフリー走行でも着実にタイムを更新し、4番手でQ2進出を果たしました。午後になるとシルバーストーンは雨が降り始めますが、ウエットコンディションで行われたFP4でも3番手と、仕上がりのよさをアピールしました。そして迎えたQ2は、セッション開始直後に強い雨になり、厳しい条件の中でのアタックとなりました。その中でクラッチローは、地元ファンの声援を受けながら、ただひとり2分20秒を切る2分19秒265をマーク、2013年チェコGP以来となる、通算3度目のPP獲得を果たしました。

シーズン中盤戦に入って調子を落としていたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、久しぶりの快走で4番グリッドを獲得しました。ペドロサは、第7戦カタロニアGPでフロントロー3番手に並んでからは、オランダGP、ドイツGP、オーストリアGPと予選で一桁の順位を残すことができず、第11戦チェコGPも9番手と苦戦が続いていました。決勝でも表彰台争いに加われず、厳しい戦いが続いていました。

その後、チェコGPの行われたブルノの公式テストでマシンのセットアップを大きく進めることに成功し、今大会では、初日は9番手、2日目のフリー走行は8番手と着実にタイムを上げてQ2進出を果たしました。その後、ウエットコンディションになった4回目のフリー走行では4番手とさらに調子を上げ、予選でも4番手と復活を感じさせる一日となりました。

ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ

イギリスGPで4年連続PPの期待が寄せられたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、転倒を喫し5番手でした。しかし、ドライコンディションで行われた午前中のフリー走行ではトップタイムをマーク、ウエットコンディションとなったFP4でもトップタイムと万全の状態を築いており、依然として、優勝候補の筆頭。決勝はドライコンディションが予想されますが、今季4勝目に闘志を燃やしています。

2戦ぶりに復帰を果たしたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ドライコンディションで行われたフリー走行で総合15番手。総合11番手以下で競われるQ1では、ウエットコンディションの中で2番手につけてQ2進出を果たしましたが、セッション開始直後に転倒を喫し、12番グリッド。チームメートのティト・ラバトは、ドライでもウエットでも思うようにタイムを伸ばせず、21番グリッドから追い上げのレースに挑みます。


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