テスト2日目は、66周を走り63周目に1分37秒945を記録。総合トップタイムで2018年最後のオフィシャルテストを終えた。このタイムは、2018年第4戦スペインGPの予選と比較するとフロントロウを獲得する好タイムとなる。
初のトップタイムを記録した中上は「今日はすごくいい一日になりました。トップタイムで終わることができて、とてもうれしいです」と喜びを現した。

「1分37秒台後半に入れるという今日の目標を達成できて、上々のタイムを出せました。日に日に良くなって来て、バイクのフィーリングもすごくいい状態です」
テスト2日目はトップの中上と2番手のマルケスだけが1分37秒台をマークしていた。そのことについて、「僕とマルクだけが37秒台に入れたという点でも、高水準のタイムだと思います。最高の形で一年間を終えて、これで気分良く日本に帰国できます。2019年シーズンがとても楽しみで、セパンでバイクに乗るのが今から待ちきれない気分です」とコメントした。

次回のオフィシャルテストは、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで2019年2月1~3日に行われる。
EICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で、2019年はファクトリー仕様のマシンを駆ることが発表されている中上。来シーズンの更なる飛躍に期待できるのではないだろうか。