10年ぶりにSBKに復帰する清成は、2008年から2シーズンSBKで戦った経験を持つ。2018年シーズンは全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスにKYB MORIWAKI MOTUL RACINGから参戦し、最終戦の鈴鹿MFJグランプリではレース2で複雑な路面コンディションを制し、11年ぶりに勝利を挙げた。
「どのコースも久しぶりですし、初めて走るコースもありますからね。何より2シーズン戦った経験があるので、どれだけ大変かは分かっているつもりです」と清成はSBKに向けた決意を語る。
「まだテストをしていないので分からない部分はありますが、すぐに開幕戦がやってきます。新規チームですし、自分がバイクをいい方向に仕上げて行かないといけないと思っています」
「SBKではジョニー(ジョナサン・レイ)がすごく速いですし、ドゥカティ勢も強いですが、結果を求めていきたいですね」
マシンは、ホンダCBR1000RR SP2のワークス仕様が貸与されるようだが、ピレリタイヤでのデータはなく、SBKのコースでのデータももちろんないが、そこは清成が手腕に期待がかかるところだ。
「セパンではキット車(市販のレースベース車)でトップ6に入るタイムを出していますし、10年ぶりとはいえ、その間にブリティッシュスーパーバイク(BSB)や全日本ロードレース選手権で経験したことを活かして行きたいですね」
2019年は1ラウンド3レース開催という新たなフォーマットが発表されたSBK。清成は、開幕前に一度テストを行い、2月に入れば、すぐに開幕戦オーストラリアを迎えることになる。
