新加入の加賀山は「2019年、ヨシムラスズキからJSB1000に参戦することになりました。45歳になる私を指名していただくのは光栄であり、与えられた仕事をキッチリとやり遂げたいと思います」とコメントした。
「これまで私は1993年から27年間、歴代のGSX-Rに関わってきました。その多くの開発と実戦経験をヨシムラで活かせればと思っています」
「過去にヨシムラとともに戦い鈴鹿8耐や300kmで優勝した経験が有り、良い想い出が沢山あります。9年ぶりにヨシムラとともに戦うことになりますが、2007年の鈴鹿8耐で優勝した時を再現できるよう、努力していきます」

ヨシムラで2年目のシーズンに挑む渡辺は「昨年は初めてのマシン初めてのチームというなかで、メーカーやチームの考え方の違いが心地よく新鮮な気持ちで1年レースを戦うことができました」と語った。
「開幕戦のもてぎから表彰台争いに加わり手応えをつかみ、シーズン中もレース毎に進むマシン開発のスピードに驚きを感じながらのシーズンでした」
「結果的に上位争いには絡むものの、あと一歩の場面で表彰台を逃すシーズンになってしまいました。そして今はその非常に悔しかった気持ちが自分にとってのエネルギーになっています」
「今シーズン、その悔しさを晴らすために自分の実力を証明したいと思います」
なお、ヨシムラに加入する加賀山は、自身がチーム代表権ライダーを務めるTeam KAGAYAMAからJSB1000を戦っていた。2019年シーズン、Team KAGAYAMAがJSB1000に継続参戦するかどうかはまだ発表されていない。