レース折り返しとなる13周を終えた時点でも、トップの中須賀と2番手の高橋巧は1分48秒台のペースで周回。中須賀の後方に高橋巧がぴたりとつけた状態でレースは後半戦へと入っていく。
3番手の野左根は、トップ2台と同じく1分48秒台のペースで周回するも、追いつくことができずに単独走行となる。
中須賀、高橋巧によるトップ争い後半戦は、1秒以内の差でこう着状態に。そのままファイナルラップへと入っていく。
迎えたファイナルラップ。高橋巧が中須賀に急接近。S字コーナー、V字コーナー、ペアピンカーブ、90°コーナー、ビクトリーコーナーでテール・トゥ・ノーズの状態で迫るも、中須賀がこれを巧みにブロック。最後は0.113秒差で中須賀がトップを守り切って開幕戦2連勝、高橋巧は2位で終えた。

3位は野左根、4番手争いは渡辺一樹が制し、渡辺一馬は5位。前半戦でスタートを決めた加賀山は7位でチェッカーを受けた。
全日本ロードレース開幕戦レース2の順位結果は以下の通り。