パニガーレV4 Rの心臓部であるV型4気筒エンジンです。排気量もSBKのレギュレーションに合わせ、1103ccから998ccに。最大出力は221馬力(162kW)を発生させます。写真の82号車BANNER RACINGはノーマルラヂエーターが装着されています。
吸気口から片側のファンネルを覗きます。可変吸気ファンネルと聞いてテンションが上がります。
一方、39号車Team de”LIGHTHは、社外品の強化ラジエーターが装着されています。ただ奥田選手いわく、この仕様でも鈴鹿8時間耐久ロードレースでは不安が残るとのことで、更なる開発が必要とのことです。
こちらはノーマルのラヂエーターのシュラウド。ハンドルを切った際に、アンダーブラケットがラヂエーターのシュラウドに干渉するため、可動式になっています。
リヤのサスペンションとマフラー構成を見ます。リヤサスペンションは公道モデルのパニガーレV4 Sから最適化。
エキゾースト集合部にはドライカーボンのカバーが装着されます。
フロントブレーキです。レース仕様に変更できる数少ない部品のひとつだそう。
こちらがノーマル仕様のフロントブレーキです。