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  • フロントブレーキも見てみましょう。こちらがTeam HRCのCBR。キャリパーはニッシン製です。
  • こちらが634号車、MuSASHi RT HARC-PRO.ホンダのフロントブレーキ。Team HRCのモノと比べると微妙に形状が異なっています。こちらもキャリパーはニッシン製です。
  • リヤブレーキも見ておきましょう。スイングアームに装着されるだけに極小、軽量なように見えます。こちらもキャリパーはニッシン製。
  • カウルも覗いてみましょう。比較的分割が少なく一体型のアンダーカウル。ケプラー、ドライカーボンが使用され、とても美しいカウルです。特にNACAダクトの形状が美しいです。思わず床の間に飾りたくなります。
  • 結果、鈴鹿では18周のレース2終盤、2分5秒前半(予選PP 2分3秒963)で走行し、2番手以降を寄せつけることなくTeam HRCは勝利しました。
  • おぉ、綺麗な造り。ワンオフのドライカーボンパーツ、センサー類の配線が美しいです。メーターは大人の事情により自主規制しておきます。
  • こちらはエンジン横の配線。マフラーからですので排気関係のセンサーと思われます。
  • 造り込みはステップにも及びます。高橋巧選手のリクエストで装着されていると思われるステップとシフトペダルの中心にある長方形の部品。ひとつひとつのパーツが美しく加工され宝石箱のようです。
  • 個人的に気に入ったのがリヤのスタンド。パイプのみで造るチームが多いなか美しい造形です。これも床の間に飾りたくなります。皆さんピットウォーク、グリッドで見てみてください。
  • フレームを見てみましょう。“重いモノは低く、中心へ”が徹底されています。シートレールの中心に収まっている箱がECUと思われます。恐らくJSB1000車両のなかで1番低い位置に搭載されているのではないでしょうか。ライダーの座る位置から後ろは何もありません。この辺にヤマハとのフィロソフィーの違いが現れているような気がします。
  • こちらは開幕戦鈴鹿テストに参加したEWCにフル参戦中のF.C.C TSRホンダ・フランスのサスペンションリンク。パッと見、Team HRCのCBRと同じような構造に見えます。ただスイングアームはだいぶ仕様が異なっています。
  • こちらはau・テルルMotoUP RTの090号車。2018年仕様のサスペンションリンクと思われます。素人目だと2019年仕様の方がリンク自体の動く量が少なそうに見えます。
  • マフラーも見てみましょう。2気筒づつがひとつになり、最終的に一本になっている仕様のようです。
  • 熱交換器も見てみます。上が水、下がオイルクーラーです。
  • ラヂエーターホースを見てみましょう。前回紹介したヤマハ同様、パイピングが堅い素材で保護されています。役割は同じと考えられます(聞き忘れました)。
  • 耐久用クイックチャージが設置されたガソリンタンク。前方の凹みはストレート走行時ライダーが身体を屈める為、ヘルメットの逃げのスペースと思われる。
  • これが新たなリヤサスペンションと思われます(開幕前の鈴鹿テスト)。テストでは仕様違いと思われるモノを何回もトライしていたのが印象的でした。
  • 垣間見えるサスペンションリンクも見てみましょう。まずはTeam HRCのCBR1000RR SP2 2019年仕様から。