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投稿日: 2019.05.22 16:12
更新日: 2019.05.22 18:00

初代テック21カラーが34年ぶりに復活。ヤマハが2019年の鈴鹿8耐参戦体制を発表


MotoGP | 初代テック21カラーが34年ぶりに復活。ヤマハが2019年の鈴鹿8耐参戦体制を発表

 発表会には、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームを率いる吉川和多留監督と中須賀も登場。中須賀は、復刻カラーのマシンと鈴鹿8耐5連覇に向けた意気込みを次のように語る。

「自分自身は2006年からヤマハとレースを戦うことになって、数々の諸先輩方からの話を聞いています。この特別なカラーに自分が跨って鈴鹿8耐を戦えることは誇りに思いますし、それに負けないようにしっかり結果を出さなければならないので、気が引き締まる思いです」

「2015年から戦ってきましたが、これひとつとして楽なレースはありませんでした。2018年は、自分が土曜日に転倒してしまい、決勝を走らずに結果だけがついてきました。嬉しかったですが、悔しさが残る鈴鹿8耐になってしまいました」

会場に登場した中須賀克行と吉川和多留監督
会場に登場した中須賀克行と吉川和多留監督

「またこうしてここに立てているということは、(5連覇に)チャレンジできるということで、復刻版のテック21カラーに負けないような結果を出さなければいけないですし、ライダーも今年で3年目の組み合わせなので、非常に相性がいいので、チーム一丸となって5連覇という記録に挑みたいと思います」

 吉川監督は「(テック21カラーは)当時、高校生くらいで憧れていた世代です。本当はライダーで参戦したい気持ちはありますが、そこは置いておいて(笑)。ライダー体制は今年で3年目となり、コース上、コース外でもコンビネーションがよく笑顔が絶えない裏にはなっています」とコメント。

「SBK(スーパーバイク世界選手権)ライダーのふたりは好調ですし、中須賀選手も好調をキープしています。ですが、他メーカーが力を入れて戦闘力があがってきたので、もう一度バイクを見直して底上げするためにバランスを崩してさらにステップを上げている最中です。それを本番の決勝までに組み立てて、さらに強いヤマハを見せたいと思います」


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