清成は午前の走行で2分7秒955だった清成は、クリアラップを取れず思うようなアタックができなかったという。
「今日の予選は、うまくアタックすることができなかったというか、クリア(ラップ)が一瞬も取れませんでした。しっかりしたタイムは出せなかったのですが、アベレージが昨日より少しよくなってきたので、決勝につなげられる走りができたと思います」

午後の公式予選では高橋とステファン・ブラドルが走行。清成は走行しなかった。これは決勝に向け、走行を抑えたものと考えられていたが、理由は違ったようだ。
「今日2回目を走行できなかったのは、寝違いがひどくて、ほっといたらひどくなってしまいました。明日の走行を考慮し、メカニック・チームメンバーには申し訳なかったのですが、万全な体制に望むべく、セッションを見送ることにしました」
決勝に向けては「しっかり身体を管理して、決勝に挑みたいです」とコメントしている。
■マシンに適応し始めるブラドル

レッドライダーのブラドルは、公式テストでは2分8秒台だったが、フリー走行、公式予選を使い徐々にタイムを上げて2分7秒前半までタイムを上げてきた。
「目標を達成できたから僕にとってもチームにとってもいい日だった」とブラドル。
「難しいサーキットだが、周回を重ねてこのコンディションやマシンに慣れ、自信を深めることができたよ。いい1日になった。明日と明後日、特に決勝日が楽しみだ」
ポールポジションを決めるトップ10トライアルは27日の15時30分からスタートする。