autosport web

 レースが再開され、Wojcik・レーシング・チーム、スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム、BMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チームというオーダーに変わり、曇り空のドライコンディションで走行が続く。

 レース終盤は、スズキ・エンデュランス・レーシング・チームがWojcik・レーシング・チームを抜きギャップを開いていく。また、BMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チームが型落ちのBMWを使用するチームERCエンデュランス(マシュー・ジンス、ジュリアン・ダ・コスタ、ルイス・ロッシ組)にオーバーテイクを許してしまう。

 最終的に、開幕戦を制したのは313ラップ周回したスズキ・エンデュランス・レーシング・チーム。後続に1ラップのギャップを築き、このレースが最後の参戦となるヴァンサン・フィリップがチェッカーを受けた。

 2位はWojcik・レーシング・チームが1ラップ差でチェッカー、3位はチームERCエンデュランスがトップから2ラップ差でゴールし表彰台を獲得した。

新型マシン初参戦で3位を獲得したBMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チーム
新型マシン初参戦で3位を獲得したBMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チーム

 しかし、レース後に3位フィニッシュのチームERCエンデュランスが燃料タンク容量の規定を遵守しなかったことで失格となり、3位はBMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チームが獲得した。

 ドゥカティのV4Rで参戦し注目を集めていたHRT100-Hertrampf Racing Enduranceは129周でリタイアに終わっている。

 日本勢では、大久保光がExperimentalクラスのITeM17から参戦し、総合17位でクラス優勝を獲得、浦本修充はTeam JEG-KAGAYAMAから参戦し23位でフィニッシュした。

2019-2020シーズン開幕戦ボルドール24時間耐久を制したスズキ・エンデュランス・レーシング・チーム
2019-2020シーズン開幕戦ボルドール24時間耐久を制したスズキ・エンデュランス・レーシング・チーム

 ランキングではスズキ・エンデュランス・レーシング・チームがトップで60ポイントを獲得し、13ポンとのF.C.C. TSRホンダ・フランスとYARTヤマハ、11ポイントのWEBIKE・SRCカワサキ・フランスに大きく差をつけた。2番手のWojcik・レーシング・チームは48ポイント、BMWモトラッド・ワールド・エンデュランス・チームが42ポイントと続く。

本日のレースクイーン

水瀬琴音みなせことね
2025年 / スーパーGT
D'stationフレッシュエンジェルズ
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円