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 テスト2日目は赤旗が何度か掲示されたものの、この日もレイがトップでセッションを終えた。レイは前日から大きくタイムを縮め、セッション終盤に1分38秒397をマーク。チームメイトのアレックス・ロウズは1分39秒400で4番手だった。

カワサキのアレックス・ロウズとヤマハのマイケル・ファン・デル・マーク
カワサキのアレックス・ロウズとヤマハのマイケル・ファン・デル・マーク

 Ten Kate Racing – Yamahaのロリス・バズは、一時レイを上回るタイムを残したが、最終的には1分39秒280で2番手に。バイクはユーズドタイヤでもうまく機能したものの、バズは新品タイヤでのフィーリング改善に取り組んでいた。

 3番手はファン・デル・マーク。最終的なタイムはバズとわずか0.007秒差の1分39秒287だったが、ファン・デル・マークは技術的なトラブルに見舞われてバイクからオイルが漏れてしまい、ターン1でクラッシュ。フェデリコ・カリカスロ(GRT Yamaha WorldSBK Junior Team)もこの影響で転倒を喫した。これによりセッションは赤旗と中断となった。チームメイトのラズガットリオグルは7番手だった。

スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)
スコット・レディング(Aruba.it Racing – Ducati)
トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha WorldSBK Team)
トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha WorldSBK Team)

 5番手にはレディングが続いた。Aruba.It Racing – Ducatiはバイクのバランスに焦点を当て、またリヤエンドの新しいパーツをテストした。レディングのタイムは1分39秒466で、デイビスは9番手だった。BMW勢はサイクスが6番手、ラバティが10番手となっている。

スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)
スコット・レディング(Aruba.it Racing – Ducati)

 年内のテストはこれで終了となり、次回のテストは同じくヘレスで2020年1月21〜26日に開催される予定だ。

■SBKヘレステスト2日目 非公式タイム結果

Pos. Rider Team Time Laps
1 J.レイ Kawasaki Racing Team WorldSBK 1’38.397 61 laps
2 L.バズ Ten Kate – Yamaha 1’39.280 83 laps
3 M.ファン・デル・マーク Pata Yamaha WorldSBK Official Team 1’39.287 79 laps
4 A.ロウズ Kawasaki Racing Team WorldSBK 1’39.400 79 laps
5 S.レディング ARUBA.IT Racing – Ducati 1’39.466 70 laps
6 T.サイクス BMW Motorrad WorldSBK Team 1’39.587 65 laps
7 T.ラズガットリオグル Pata Yamaha WorldSBK Official Team 1’39.634 72 laps
8 N.カネパ Pata Yamaha WorldSBK Official 1’39.967 57 laps
9 C.デイビス ARUBA.IT Racing – Ducati 1’40.000 77 laps
10 E.ラバティ BMW Motorrad WorldSBK Team 1’40.328 65 laps

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