更新日: 2016.10.13 15:21
MotoGP第15戦日本GPプレビュー:ホンダのチャンピオン獲得の可能性も
バックストレート手前のヘアピンをうまく立ち上がれるかが、バックストレートでのトップスピードに影響し、90度コーナーの進入にも影響する。最終ラップまでバトルが続いた場合は、90度から最終コーナーのビクトリーコーナーまで目が離せない戦いとなる。
ストップ&ゴーのもてぎレイアウトは加減速の繰り返しとなるため、燃費にも厳しいコースでもある。過去のMotoGPクラスのレースでは、レース終盤にガス欠に見舞われるマシンも見られた。
2013年の日本GPでは、悪天候により金曜日の全セッションが中止となるなど、大幅にスケジュールが狂った。2014年は天候に恵まれたが、昨年は決勝日のみ雨となり、午前中の霧の発生によりタイムスケジュール変更を余儀なくされた。今年は今の所、3日間共、天気予報では晴れのち曇りとなっている。
昨年のMotoGPクラスではダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が優勝、2位にバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)、3位にホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)が入賞した。
MotoGPクラスの決勝はウエット路面でスタートしたものの、次第に路面が乾いていく難しいコンディションとなり、レース序盤はロレンソがリードしていたものの、路面が乾き始めると後方から猛追したペドロサがロッシ、ロレンソを相次いで交わし、ホンダのホームグランプリでシーズン初優勝を達成した。
Moto2クラスでは金曜日の段階でタイトルを確定させていたヨハン・ザルコ(カレックス)が優勝。Moto3クラスではニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が優勝した。