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 カタロニア・サーキットはF1やMotoGPでは長年開催されてきたが、SBKのレースが行われるのは2020年が初の試みだ。SBKでは9月18~20日に第11戦として行われる。カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKはポルトガルに移動せず同地でプライベートテストを1日実施することを選択した。

 このテストが終わると、オーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで開幕直前の2月24~25日に行われるテストまで走行は持ち越しとなるため重要な走行となった。

 カタルーニャではレイとロウズともに初めて使用するコースとなるため、カワサキ・ニンジャZX-10RRで走行したデータを収集したという。もちろん開幕戦のために戦闘力のあるマシンも作り、最終的なマシンセットアップに仕上げた。

 レイはマシンのバランスと全体的なセットアップに取り組み、ロウズはコースレイアウトだけでなくマシンキャラクターをさらに学んだテストとなったという。

「コースはドライで何周も走ることができた。ヘレスのテストではわからないアイテムをここでいくつか作れたし、最後にフロントサスペンションを試した」と以下のように自信のあるコメントをしたのはディフェンディングチャンピオンのレイ。

「良かったところは、このコースを楽しめたしここでバイクがうまく機能することだ。良い心構えができた。僕は、速く走れると感じているしこのポジティブなテストにより開幕戦を迎える準備ができた」

カタロニア・サーキットを初走行したジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)
カタロニア・サーキットを初走行したジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)

 ロウズは「この冬はドライでの走行機会が少なかったから、カタルーニャでのテストに感謝している」と初めて走行したカタロニア・サーキットの印象を語った。

「このトラックは素晴らしい。初めてのコースに来るのはいつもエキサイティングだ。僕は長年レースをしているから走ったことのないサーキットはほとんどないんだ」

「テストは楽しかったし、他のテストよりバイクについて多く学べたからフィリップアイランドに行くことはポジティブだ。レースの開始が待ち遠しいよ」

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