3位争いはモルビデリと中上が最終ラップまで接戦を展開。最終ラップのS字コーナーで中上が前に出るが、すぐにモルビデリが抜き返す。中上は続くV字コーナー進入でモルビデリのインをついて3番手に浮上。しかし、バックストレートエンドの90度コーナー進入でモルビデリが再び前に出て、モルビデリが3位表彰台を獲得。中上も最後まで勝負をあきらめなかったものの、僅差の4位でチェッカーとなった。
5位にサンドロ・コルテセ(カレックス)、6位にシモーネ・コルシ(スピードアップ)、7位にマッティア・パシーニ(カレックス)、8位にフリアン・シモン(スピードアップ)、9位にマーセル・シュローター(カレックス)、10位にハビエル・シメオン(スピードアップ)が入賞。
長島 哲太(カレックス)は14位に入賞し、グランプリ初ポイントを獲得。浦本 修充(カレックス)は21位、関口 太郎(TSR)は22位でチェッカーを受けた。
チャンピオン争いではランキング2位のアレックス・リンス(カレックス)はスタート直後の3コーナーで転倒、再スタートしたものののリタイア。ランキング3位のサム・ロウズ(カレックス)は2周目のヘアピンで転倒リタイアに終わった。これでザルコとリンスのポイント差は21ポイントに拡大した。