YAMAHA MotoGP第15戦日本GP レースレポート
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Movistar Yamaha MotoGP
J・ロレンソ選手談(リタイア)
「ミスをしてしまい本当に悔しい。タイヤが消耗していた状況で激しくプッシュしすぎてしまった。アラゴンではタイヤ選択が功を奏したが、今回はその逆になってしまった。フロントタイヤのチョイスを間違えたんだ。
別のコンパウンドを選んでいれば、もっといい戦いができたのだろうが、残念ながら好感触をつかめないままマルケスから離された。そして最後はドビツィオーゾに追い上げられ、いつも以上にプッシュして僕は転倒してしまった。優勝争いができたはずなので、悔しい気持ちでいっぱい。
そして同時に、ランキング2位獲得のチャンスも失ってしまった。マルケスがチャンピオンになったのは、最も安定していたことが理由だと思う。心から祝福するよ」
V・ロッシ選手談(リタイア)
「幸い体はまったく問題ない。でもこの結末は本当に残念だ。予選からは絶好調で、今日もパワーもペースも最高だったんだ。スタートはちょっと出遅れてしまい、マルケスとロレンソに先を行かれてしまった。
その後はマルケスのほうが僕よりやや速かったので、先にロレンソをパス。そしてマルケスをとらえようと激しくプッシュしたらフロントが切れ込んだ。コーナー進入でワイドに行き過ぎたとか、深く行き過ぎたとか、そういう感覚はまったくなかった。それでも転倒してしまったのだから、僕がミスをしたということなんだ…」
M・メレガリ、チーム・ディレクター談
「好成績を期待していただけに残念な結果だ。ホルヘは昨日の転倒があったし、バレンティーノも風邪をひいていて、いずれも体調は万全ではなかったが、決勝ではとても素晴らしい走りを見せてくれた。そしてトップ争いを展開し、マルケスを逃すまいと懸命に攻め続けた。ふたりが転倒してしまったことは本当に残念。マルケスには祝福を贈る」