更新日: 2016.10.22 21:17
ホンダ・チーム・アジア MotoGP第16戦オーストラリアGP予選日レポート
午後の予選は序盤に雨が降ったものの、最後はこのレースウィークで初めてのドライコンディションになった。パウイはポールポジションと1.893秒差、尾野は予選最後に転倒を喫したために充分なタイムアタックをできなかった。両名とも、明朝のウォームアップではドライ用のセットアップに磨きをかける予定だ。
明日は、現地時間午前10 時40分から20分のウォームアップ走行を実施。23周で争う決勝レースは、午後1時にスタートする。
カイルール・イダム・パウイ(18th,1’39.589,+1.893)
「FP3も雨で難しいコンディションだった。午後の予選は走行開始と同時に雨が降ってきたが、路面が乾いてくるとスリックタイヤに履き替えてコースへ出た。ドライでこのコースを走るのは初体験で、ここまでの強風にも慣れていないので上手く走るのが難しかった。明日のウォームアップでは、さらにセットアップを試して決勝レースに備えたい」
尾野弘樹(29th,1’40.537,+2.841)
「予選で雨が降ったときにウェット用のセットアップに戻し、そのセッティングのまま、タイヤをスリックに履き替えて走ることになった。高速コーナーの立ち上がりで振られてしまう傾向なので、そこを改善したい。明日は低いグリッド順からのスタートになるが追い上げてポイント獲得を目指したい」
岡田忠之-チーム監督
「今週末はコンディションがほぼウェットで推移し、予選がほぼ初めてのドライセッションになったが、初のドライ走行で18番グリッドを獲得したパウイはよくがんばったと思う。尾野はセッション最後に転倒して29番に下がってしまったのは残念だが、明日のコンディションはドライになりそうなので、がんばって追い上げ、次のマレーシアにつながる良いレースをしてほしい」