投稿日: 2020.08.17 13:38
更新日: 2020.08.17 14:19
更新日: 2020.08.17 14:19
マシンが直撃寸前だったロッシとビニャーレス「とても怖かった。僕たちは、今夜誰かに祈らなければ」/MotoGP第5戦
autosport web
8月16日に開催された2020年MotoGP第5戦オーストリアGPの決勝レース9周目、ヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)とフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が接触して大クラッシュを喫した。
そのとき、大破したマシンが飛び跳ねモンスターエナジー・ヤマハMotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスの前を横切るという非常に危険な状況が訪れた。直前に起きたクラッシュの状況とその後のレースについてヤマハファクトリーのふたりが振り返っている。
■モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
バレンティーノ・ロッシ(決勝:5位)
「とても怖かった。4人とも、とくに僕とビニャーレスは、本当に幸運だった。非常に危険な場面だったので、それを免れた僕たちは、今夜、誰かに祈らなければならないね」
「誰もが全力で戦っているから、アグレッシブになることは良いことに違いはないけど、このスポーツはもともと非常に危険なものなんだ。僕たちはそのことを忘れてはいけない。とくに時速300kmで戦う時はライバルたちに敬意を払う必要がある」