更新日: 2020.08.22 12:28
MotoGP第6戦:KTMのエスパルガロが初日総合を制す。中上はFP2で2番手の好調な走り出し
フリー走行2回目は、気温32度、路面温度53度のドライコンディションで行われた。開始5分過ぎ、ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がトップタイムをマーク。2番手にはビニャーレス、3番手にモルビデリがつけるセッション序盤となる。
開始10分ごろにはアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が2番手に浮上。また、フリー走行1回目でセッションを通じてタイムが上がらなかったファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、このセッションでは序盤から5番手に、フリー走行1回目を4番手で終えた中上はこのセッションでも序盤から上位につけ、6番手タイムをマークする。
残り時間20分を切って、ブラッド・ビンダー(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング))が4番手タイムをマーク。エスパルガロ弟とともに、KTMライダーふたりがトップ5につける。こうしたなか、リンスがエスパルガロ弟のタイムを上回り、トップに浮上した。
しかし残り時間5分、そのリンスのタイムをエスパルガロ弟が再び更新。エスパルガロ弟がトップを奪還する。さらにミル、中上が相次いで自身のベストタイムを更新し、ミルは2番手、中上は3番手につける。
終盤、この時点で11番手にポジションを落としていたクアルタラロが1コーナーでコースアウト。クアルタラロはその後、再び走行に戻った。
トップのエスパルガロ弟は最後に自身のタイムをさらに更新。1分23秒638のタイムで、フリー走行2回目、初日総合としてもトップで終えた。そして2番手につけたのは、こちらも最後のアタックでタイムを短縮した中上。3番手にはミル、4番手にはリンスのスズキ勢ふたりが続いている。
そしてヤマハ勢最上位となったのは、5番手のビニャーレス。クアルタラロは終盤にかけてタイムが伸びず、14番手というポジションでフリー走行2回目を終えた。