投稿日: 2020.10.06 12:40
更新日: 2020.10.06 17:36
更新日: 2020.10.06 17:36
転倒続出の2020年シーズン。変化する路面の対応が難しい17インチタイヤ/ノブ青木の知って得するMotoGP
Nobuatsu Aoki
Text:Go Takahashi
スズキで開発ライダーを務め、日本最大の二輪レースイベント、鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦する青木宣篤が、世界最高峰のロードレースであるMotoGPをわかりやすくお届け。今回は第7戦サンマリノGP、第8戦エミリア・ロマーニャGPで転倒が多かった理由とあいまいなペナルティ基準について語る。
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2020年シーズンのMotoGPが開幕してすでに8戦が開催されていて、ビックリしているワタシです。2月にマレーシア公式テスト視察に行ったが、あの時がギリギリ海外に行けるタイミング。その後、あれよあれよという間に新型コロナウイルスの感染が世界各国で拡大し、MotoGPは7月まで開幕できずにいた。始まると今度は猛ペースでレースを消化していくものだから、大縄飛びになかなか入れず頭を上下させながら回転するロープを眺めているような状態に……。すっかりご無沙汰してしまいました。