■ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)/決勝:3位

「ドゥカティは特にレース序盤で信じられないくらい速くタイヤを暖めていた。でも、終盤では、ドヴィツィオーゾはスロットルの開け始めで苦戦していたよ。だから、終盤に戦えると感じたんだ。でも、序盤は追いかけられなかった。バイクにとどまろうとしていたんだ。フロントもリヤも、本当に滑りやすかったからね。でも、ゆっくりとすべてがよくなっていった」
「レースの中盤ではバイクのパフォーマンスがよくなったと感じたよ。コントロールするようになると、いいリズムを刻み始めた。そのとき、リンスとの差が縮まったのがわかった。だから、彼を追いかけ始めたんだ。常にブレーキングを遅くし、ギャップをキープした。表彰台を獲得できると確信し始めたよ。でも、レースの中盤までは本当に厳しかったんだ」
「3回目の表彰台を獲得できてとてもうれしいよ。これをもう少しコンスタントにしたいね。表彰台に上がれないときは、6位、7位、8位くらいだから。でもとにかく、シーズン後半が面白くなってきたよね」
「確かに、バイクは路面のコンディションにかかわらずよくなってきているよ。今日がドライコンディションだったとしても、いい結果になっただろうと思う。たぶん、表彰台は難しかったと思うけれどね。特にヤマハが週末を通じてよかったから」
「(次戦の)アラゴンは好きだし、Moto2クラスでは優勝もしている。速く走れるサーキットだ。でも、2年前は鎖骨を骨折して、去年は手首を骨折して、ここ2年は参戦できなかった。今年は参戦できるからうれしいよ。ホームグランプリとも言えるサーキットだしね。僕の住んでいるところからクルマで2時間半くらいの場所にあるんだ。いいパフォーマンスができたらいいと思う」

