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 ロレンソを17ポイント差のランキング4位で追うのがマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。今シーズンのイギリスGPでMotoGPクラス初優勝を達成、3位に3回入賞しているビニャーレスは、来季はロレンソの後任としてヤマハに移籍し、ロッシのチームメイトとなる。

 ロレンソとビニャーレスのランキング3位を巡る争いからも目が離せない。ビニャーレスはバレンシアではMoto3時代の2013年に優勝経験がある。

「去年のバレンシアはベストなレースではなかったが、今年はこれまで着実に進歩し、全く違う状況にある。特にシーズン後半は大きく進歩し、トップ争いに加わり、コンスタントに表彰台に立つことでそれを証明している。最終戦はランキング3位争いにとっても重要なレース。シーズン初めの目標はランキング6位以内だった。今シーズンの結果には満足しているが、最後のレースでさらにトライし、スズキでの2年間の集大成にしたい」とビニャーレス。

 前戦マレーシアGPで優勝し、今シーズン9人目のウイナーとなったアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)はランキング5位に浮上。バレンシアではドゥカティでの表彰台経験はないが、ホンダ時代の2011年に3位入賞経験を持つ。

「今シーズン、優勝することが重要だったから、セパンでの勝利は本当に特別だった。この気持ちのまま、バレンシアに行こう。目標は総合5位。目標達成のチャンスだ。最高の形でチャンピオンシップを締めくくれるようにトライしよう」とドビジオーゾ。

 日本GPで鎖骨を骨折し、フライアウエイ3戦を欠場したランキング6位のペドロサは今レースで復帰。ドビジオーゾを7ポイント差で追う。ペドロサはバレンシアでは2007年、2009年、2012年と3勝を記録、2012年から2015年まで4年連続表彰台に立っている。

「ここ3週間は、ケガの痛みだけでなく、得意とするサーキットでのレースを欠場したことが痛かった。ケガはリハビリを始め、日に日に良くなっている。バレンシアで復帰することを考えることが、困難な状況の中、助けとなってくれた。どうライディングできるか分からないけど、復帰できることがうれしい。バレンシアのコースは好きだし、よい思い出がある。ファンの前でもう一度走れることがうれしい」とペドロサ。

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