MotoGP:バレンシアGP初日 ロレンソが逆転で総合トップ
MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP、MotoGPクラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)が1分30秒463で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目にサーキットレコードを更新するトップタイムを記録していたロレンソは、2回目のセッションでもセッション序盤からファステストを更新。終盤にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に逆転されたものの、残り2分でファステストを更新してトップに立ち、初日のセッションを完全制覇した。
マルケスは1回目3番手、2回目は残り12分でロレンソを逆転してトップに立つと、2周連続でファステストを記録したが、最後にロレンソに逆転され1分30秒710で総合2番手となった。2回目のセッション終盤に1分30秒775を記録したマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が総合3番手に続き、総合4番手に1分31秒000でポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)、総合5番手に1分31秒066でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、総合6番手に1分31秒186でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、総合7番手に1分31秒189でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)の順。
1回目はマシントラブルに見舞われ、コースサイドでストップしながら2番手だったバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は2回目は8番手に終わり、1分31秒257で総合8番手に。総合9番手に1分31秒295でダニロ・ペトルッチ(プラマック)、総合10番手に1分31秒358でケガからの復帰戦となるダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)の順で続いた。
カル・クロッチロウ(LCRホンダ)は1分31秒462で総合11番手、スコット・レディング(プラマック)が1分31秒733で総合12番手、エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が1分31秒742で総合13番手、ジャック・ミラー(マークVDS)が1分31秒754で総合14番手、ユージン・ラバティ(アスパー・チーム)が1分31秒776で総合15番手。
総合16番手に1分32秒014でステファン・ブラドル(アプリリア)、総合17番手に1分32秒206でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、総合18番手に1分32秒218でヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)、総合19番手に1分32秒280でブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)、総合20番手に1分32秒476でロリス・バズ(アビンティアレーシング)の順で続き、ティト・ラバット(マークVDS)は2回目のセッションで唯一1回目のタイムを更新できず、1回目に記録した1分32秒637で総合21番手。今回がMotoGPデビューとなったKTMのニューマシンを駆るワイルドカード参戦のミカ・カーリョ(KTM)は、2回目に記録したトップから3秒111遅れの1分33秒574がベストタイムで、総合22番手で初日を終えた。