ロッシとイアンノーネのバトルは中盤まではロッシが優勢だったが、マルケスが先行したあたりからイアンノーネが優勢となり、そのままイアンノーネが3位表彰台を獲得。4位にロッシ、5位にビニャーレスの順で続いた。
2番手争いから脱落したドビジオーゾは終盤には後方のポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)、ブラドリー・スミス(ヤマハ)に追いつかれ、ポル・エスパルガロがドビジオーゾを交わして6位に入賞。ドビジオーゾが7位、アレイシ・エスパルガロが8位、スミスが9位に入賞した。
アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が10位入賞。11位にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)、12位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、13位にステファン・ブラドル(アプリリア)、14位にスコット・レディング(ドゥカティ)、15位にジャック・ミラー(マークVDS)が入賞。ユージン・ラバティ(アスパー・チーム)が16位、ティト・ラバット(マークVDS)が17位、ロリス・バズ(アビンティアレーシング)が18位でチェッカーを受けた。
カル・クラッチロウ(LCRホンダ)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)は転倒リタイア。KTMのMotoGPクラスデビューを担当したミカ・カーリョ(KTM)は19周を走りピットに戻ってリタイアとなった。
優勝したロレンソはランキング3位を確定。コンストラクタータイトルをホンダが獲得し、チームタイトルはロレンソとロッシが所属するモビスター・ヤマハMotoGPが獲得した。