「彼の持った印象にはとても満足しているよ。ラップタイムは間違いなくもっと良くできたが、そのためにはいろいろと手を加える必要がある」
ロレンソは2日間のテストで計126周を走行。初日は2016年仕様のマシンに乗って総合3番手、2017年仕様のマシンを試し総合8番手という結果だった。

「(テストでは)彼にとっての最適なセットアップではなかっただろうが、いろいろな部品を試せたことはとても良かったと思うよ」とダリーニャ。
「バイクのコーナリングをもっと良くする必要があるのはわかっている。2017年仕様についてはその作業を進めている。それにスロットルのファーストタッチも良くない。これも改善が必要だ」
「ホルヘはチャンピオンだし、経験も豊富だ。我々は彼と働けることをとてもうれしく思っている。彼がバイクやセットアップ、その他すべてに持った印象はとても明快だよ」
「我々はまだ2日間しか一緒に過ごしていない。来年、セパン、フィリップアイランド、カタールでのテストでお互いの理解をより深めないとね」
今週、へレスで行われるテストにはレギュラーライダーのロレンソとアンドレ・ドビジオーゾは参加しないため、テストライダーのミケーレ・ピロがテストに参加する。