■アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)/決勝:3位

「ここまで長かった。今年は表彰台を獲得することが大事だったんだ。でも、もっと大事なのは、バイクを改善することだった。天候や転倒などで表彰台を獲得できなかったけれど、僕たちは確かに表彰台に近づいていて、ついに表彰台を獲得した。この結果はさらなるモチベーションになるし、バイクをもっとよくしていこうと思うよ。僕たちはすごくいい仕事をしていると思う。これまでよりも、(ほかのメーカーに)接近している。アプリリアは表彰台にふさわしい」
「この5年という長い時間、特に2年前は僕はすごく苦戦していた。バイクは走らないし、何度も何度も転倒した。僕の中でもほんとにきついシーズンを過ごしていた。でも、ようやくいい方向に向かっていると思えるよ。このままの勢いを維持していきたいよね」
「アプリリアは、(元フェラーリのスポーティング・ディレクターである)マッシモ・リボラが来てから、とても順調に成長している。チームがよくなり、今、僕はポテンシャルを示しているとも思う。もちろん、まだよくしていかないといけない部分は多いけれどね。来年は、ファクトリー体制になる。マーべリック(・ビニャーレス)もチームに加入する。この先は明るいと思えるよ。そしてまた、今季もまだ続いていて、僕としては満足していない」
「今はプレッシャーがかなり少ないんだ。以前はすごくプレッシャーがあってね。『このレースでは表彰台に乗れる?』と何度も聞かれてきたものだから。そしてやっと、達成した。(次戦の)アラゴンは大好きなサーキットだ。この形を継続していって、結果をよくしていきたいと思う」