■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/決勝:3位

「序盤はマネジメントしないといけなかった。マルクとファビオが速かったけれど、ほかのライダーは少し無理をして攻めているようだと思っていた。だから、『少し待って、ペースをセーブしよう』と考えた。スタートでライダーが前にいるような状態では、ブレーキが難しいからだ」
「僕は落ち着いて走り出し、それからほかのライダーが苦戦し始めた。それで、『僕のペースの方がいい』と思ったんだ。マルクやファビオほどではないにせよ、表彰台を獲得するには十分なペースだった。それに、ジャック(・ミラー)にはありがとうと言いたい。僕を先に行かせてくれた。彼は少し苦戦していたんだけど、素晴らしいチームワークを発揮してくれたんだ」
「もちろん(チャンピオンシップを)あきらめない。でも、ファビオは今年、素晴らしい戦いをしている。彼がタイトルを獲る可能性はあるだろう。僕たちは、どこでポイントを失ったのかわかっている。ここ3、4戦ではすごくいいレースをしているし、改善もしているし、学びもある。どんどん強くなっている。でも、ファビオはとてもいいレースをしているんだ」