Eri Ito

 予選は気温30度、路面温度41度のドライコンディション。マルク・マルケスやバニャイア、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)、中上がQ1から予選に臨んだ。

 まずはバニャイア、ベゼッチがQ2進出圏内のトップ2につける。後半のアタックに入った残り6分、13コーナーでマルク・マルケスが転倒。マルク・マルケスは転倒から起き上がった瞬間、ピットに戻るために走り出した。

 Q2進出がかかる終盤は転倒が続出した。まずベゼッチが転倒し、その後、スペアバイクで再びコースインしたマルク・マルケスが今度は12コーナーで2度目のクラッシュを喫すると、ミルが16コーナーで転倒。有力ライダーたちの転倒が相次ぎ、彼らはQ1で予選を終えることになった。

 トップはバニャイア、2番手に浮上したのはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ・レーシングMotoGP)で、Q1突破を決めた。中上は14番手に終わり、最後尾24番グリッドからインドネシアGPの決勝を迎える。

 Q2が始まると、クアルタラロがまずトップタイムを記録。2番手にはバニャイア、3番手にはマルティンが続く。残り時間が5分になると多くのライダーが後半のアタックに入り、トップにつけるクアルタラロがタイムを更新。マルティンも自己ベストを更新してクアルタラロから0.213秒差の2番手に浮上した。

 残り時間2分には10コーナーでアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)がスリップダウンを喫したことでイエローフラッグが提示され、その後方を走るライダーたちがタイムを更新できない状況となった。

 クアルタラロは残り時間5分で記録した1分31秒067でトップのままQ2を終え、2021年カタルーニャGP以来のポールポジション獲得となった。2番手はカタールGPでポールポジションを獲得したマルティン。3番手はザルコで、プラマック・レーシングのふたりがフロントロウの2番手、3番手を占めている。

 4番手はブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、開幕戦ウイナーのエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)は5番手、バニャイアは6番手に並び、2列目の6番手までに4台がドゥカティという状況となった。

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