16年シーズン、ヤマハからMotoGPに参戦したバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソは、チャンピオン争いを繰り広げたものの、最終的にはホンダのマルク・マルケスに敗れ、ランキング2~3位に終わっている。
しかし、マシンポテンシャルではヤマハにアドバンテージがあったと考えられており、チャンピオンを逃した要因はシーズン序盤に起きたエンジントラブルだと考えられている。
ある情報源は「(ポストシーズンテストの)バレンシアではいくつかのテストを行ったが、使用したマシンは完全な17年仕様ではなかったし、セパンテストに送り込むものとも違う」と明かす。
「セパンの合同テストには16年シーズンに集めたデータと、(16年11月に行った)セパンでのプライベートテスト、バレンシアテストで得たデータを反映したプロトタイプを用意する」
「もちろん、その後も開幕までにマシンには手を加え続けていくことになる」
なお、ヤマハは19日の現地11時30分(日本時間19時30分)にスペイン・マドリードで体制発表会を開催。この場で17年型YZR-M1をアンベイルする。