また、ヤマハ・モーター・レーシング、マネージングダイレクターのリン・ジャービスは、「この3年間、我々チームは常に高い競争力をアピールし、モビスターとのパートナーシップを通じてコースの内外で大きな成果をおさめてきました」
「モビスターとヤマハはいずれも、MotoGP世界選手権で長い歴史を持つブランドであり、両者のコラボレーションが年を追うごとに、より強力なものへと成長していることを誇りに思っています」
「それゆえ、2017年型YZR-M1をお披露目するにあたり、モビスターの本拠地、マドリードのDistrito Telefonicaほど適した場所はないと考えます」
「新型マシンのフェアリングには、より鮮明なライン、より深いブルー、そして非常に強いモビスターのブランド性がデザインされました。また、同時に発表されたモビスター・ヤマハMotoGPのロゴも、両社のパートナーシップを象徴するものとなっています」
「我々は今日、2017シーズンを正式にスタートし、新しいライダーとともに次の段階へと進み始めます。それは新たな始まりです。だからこそモビスターのスローガンである“We Choose to Make History”は、この場に最もふさわしく、我々がその信念に沿って努力していくべきものなのです」
「新たに迎えたマーベリック・ビニャーレスは、MotoGP初タイトルを狙っています。そしてバレンティーノ・ロッシもまた、10回目のチャンピオン獲得を視野に見据えているのです」
「ふたりとも、それぞれの目標に向かって貪欲に勝利を目指し、そのなかで多くの見ごたえあるトップ・バトルを展開することになるでしょう」
「彼らの熱意、そしてエンジニアやチーム・スタッフの献身があれば、今シーズンもまた、非常に競争力の高いチームとしてエキサイティングなシーズンを送ることができると確信しています」と語った。
さらに、チームはヤマハのbL UcRUプログラムへのサポートを発表。
bLU cRUプログラムは、青い車体で、レースを楽しむ、レースを愛する、若いライダーたちの才能を伸ばすため、その機会とモチベーションを安全性と専門的な環境とともに提供するもので、ロッシとビニャーレスは、このアンバサダーを務め、エントリークラスのライダーたちの手本としての役割を担う。
ヤマハのエンジニアたちはオフシーズンを通じてマシン開発に取り組んでおり、1月30日から始まるセパンテストでは、ロッシとビニャーレスがマシンのさらなるチューンアップを進め、チーム一丸となって、MotoGPチャンピオン奪還を目指す。