「カウルは悪くない」とエスパルガロは新型カウルの印象について述べた。
「この冬にイタリアの風洞で出たデータは興味深いものだった。僕たちはなかなかの量のダウンフォースをトップスピードを失うことなしに得ることができたんだ。これは常に重要なことだ」
「ここで走ってみると、少し変わった感触だった。このコースは特殊で、方向の変化が多いし速度が出るからバイクが少し重く感じる」
「もう少し普通のコースで試す必要があるだろう。もちろんカタールでまた試すよ。大きな違いを感じるだろうからね」

MotoGPの最高峰クラスに復帰してから、アプリリアのエンジンは改善されつつあるものの、ライバルに比べて遅れをとっている。そのため、トップスピードを犠牲にして新型カウルつけることはしたくないとエスパルガロは語った。
「このカウルがトップスピードのパフォーマンスを下げることなしにダウンフォースを増やしてくれたら最高なんだけどね」とエスパルガロ。
「でも2kmから3kmトップスピードが遅くなるようだったら、僕はこのカウルは使わない」