■アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター(1分55秒545/12位)
「残念なポジションだが、レースに向けて前進できれば僕たちはポジティブだよ」
「昨日からいくつか重要な改善に取り組んだが、これらはレースペースの向上をメインとしたものだ。ユーズドタイヤでベストラップを記録した。これはいい兆候だ。だけど、1発のアタックでは苦戦している。ニュータイヤを履いても思ったほどの効果が得られず、タイムアタックが難しい」
「セクター3まではトップライダーと同じようなペースだったが、最終セクターではコンマ5秒遅れた。フロントのフィーリングがつかみにくく、最終セクターの最終コーナーでうまく走れない。リアのグリップはいいのだが、結果的にフロントをプッシュしてしまうんだ。この部分の解決に取り組んでいるが、明日は改善できると確信している」


■アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム(1分55秒583/13位)
「今日は珍しい1日だった。昨日とは全く違う。湿度が高かったけど、コースのグリップはよかった。この状況で走ることが重要だ」
「当然、昨日よりも難しかった。時間をフルに使ってたくさんのテストを実施し、最終的な順位はそれほどよくなかったけど、非常に生産的な1日となった」
「新しいカウルで2度ほどコースに出た。僕たちのエンジニアたちは素晴らしい仕事をしたと考える。なぜなら、ウイングレットを使用せずに、特定の空力的なダウンフォースを作ることは簡単ではないからだ。決断を下す前に、この解決策が大きなアドバンテージをもたらすかをコースで試し、長所と短所を見極めよう」

■ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム(1分55秒875/16位)
「昨日とは路面の状態が大きく違っていたから、マネージメントが難しい1日だった。同じようなグリップがなかったから、最速ラップを追求せず、フィーリングをよくする仕事に取り組んだ」
「ステップ・バイ・ステップでよくなったけど、十分ではない。レースペースを理解するために、ほぼレース距離に相当するロングランを実行した。悪くなかったけど、フィーリングは最初からよくなかった。明日はフィーリングがよくなることを期待する」
「現時点においては、1年前よりも状況はよいけど、まだ理解が必要なところが幾つかある。僕たちは開幕戦に向けて可能な限りにたくさんの情報を収集することにトライしている」

■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(1分56秒110/17位)
「今日もポジティブだった。多くのことを試し、いくつかの重要な情報を得た」
「限界をみつけるためにプッシュした。転倒しなかったことはポジティブだ。たしかにラップタイムを短縮してよりよいパフォーマンスを得る必要がある。明日はパッケージをまとめて完成させる必要があるね」