これらエンジンやトランスミッションの特性を切り替えるダイナミック・セレクトには、DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)などと協調して雪道や悪路での走破性を高めるオフロードモードも追加され、このモードでは360度カメラシステムを使用する“トランスペアレントボンネット”機能が使用でき、メディアディスプレイにクルマのフロント下方の路面映像(フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す機能が標準装備される。
これにより進路上にある大きな石や深い窪みなどの障害を車外に出ることなく確認することができ、さらに新開発のオフロードスクリーンではコックピットディスプレイに車両の傾き、路面の勾配、標高、経度緯度、コンパスのほか車速、エンジン回転数が表示され、メディアディスプレイには周辺地形における現在の姿勢やフロントホイールの操舵角などが表示されるなど、あらゆる悪路や急な下り坂での安定した走行をサポートする。
そのほか、自然対話型インフォテインメントシステムのMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)や最新の安全運転支援システムも網羅され、右ハンドル仕様の『メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+』は2418万円、そして左ハンドル仕様となる『メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+クーペ』は2454万円(いずれも税込)となっている。詳細についてはメルセデス・ベンツ日本の公式サイト(http://www.mercedes-benz.co.jp)まで。

