更新日: 2023.12.25 17:39
マツダの軽『フレアワゴン/同カスタムスタイル』が全面改良。新デザインはコンテナがモチーフ
2023年12月25日
プレスリリース
マツダ、新型『フレアワゴン』『フレアワゴン カスタムスタイル』を発売
―デザイン、快適性、安全性能など、さまざまな面で進化―
マツダ株式会社(以下、マツダ)は軽自動車『フレアワゴン』『フレアワゴン カスタムスタイル』を全面改良し、全国のマツダ販売店を通じて、本日発売します。
今回の全面改良では、フレアワゴンおよびフレアワゴン カスタムスタイルの特徴である、デザイン、広く快適な室内空間、安全機能など、フレアワゴン本来の魅力をより進化させました。
外観デザインは、大容量のコンテナをモチーフとし、フレアワゴンでは「心地よさ」と「ワクワク感」を、フレアワゴン カスタムスタイルでは「上質感」と「存在感」をそれぞれ表現しました。インテリアも、それぞれのキャラクターに合わせた色調や素材使いで、上質感と居心地のよさを表現しました。
快適性・使い勝手では、後席にマルチユースフラップ*1を設定。シート前端にあるフラップの位置や角度を調整することで、オットマンや荷物の落下予防といった機能が利用可能です。また、運転席と助手席へのシートヒーター*2の採用、助手席前のビッグオープントレイや後席用の折り畳み式シートバックテーブル*1、左右独立式センターアームレスト*1の採用などにより利便性を向上させ、快適で過ごしやすい室内空間を実現しました。
走行性能では、効率を高めた自然吸気ガソリンエンジンとCVT、マイルドハイブリッドの搭載により、優れた燃費性能とスムーズな走りを両立。さらに、新設計のボディ構造により、操縦安定性や静粛性が向上しました。
安全性能では、マツダの軽自動車として初となる、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ“デュアルセンサーブレーキサポートII”を全車に標準装備。また、アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]*3なども採用し、より安心・安全な運転をサポートします。
全車で、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する“サポカーSワイド”*4、国土交通省によるペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車*5に該当します。
新型フレアワゴンフレアワゴン カスタムスタイルの概要は、以下のとおり
1.もっと自由に、もっと使いやすく、の想いを込めたデザイン
<フレアワゴン>
●エクステリアは、大容量の“コンテナ”をイメージ。コンテナのプレス面を連想させるボディサイドのビード形状などを取り入れ、フレアワゴンらしさをそのままに、“ワクワク感”“上質さ”を際立たせた。
●外板色は、全9色を設定(2トーンルーフ仕様車を含む)。主な新色として、春に咲く花のような柔らかみのある色を表現した“ミモザイエローパールメタリック”と、使い込んだ革製品のような深みのある色を表現した“トーニーブラウンメタリック”を設定した。また“XS”専用となる2トーンルーフ仕様車のルーフ色には“ソフトベージュ”を採用。
●ブラウンを基調としたインテリアに、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色。グレー基調のカラーメランジシート表皮と相まって、居心地のよい室内空間を演出。
<フレアワゴン カスタムスタイル>
●エクステリアは、メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどにより、上質感と存在感を表現。
●外板色は、全6色を設定(2トーンルーフ仕様車を含む)。“ピュアホワイトパール”“スチールシルバーメタリック”には“ブラックルーフ”の2トーンルーフ仕様車を設定。
●インテリアは、ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾により、上質で落ち着いた雰囲気を演出。シートサイド部は艶のあるパイピングを施したレザー調とすることで、より上質感を高めた。
2.進化した室内の使い勝手と快適性
●後席の左右シート前端に“マルチユースフラップ”*1をマツダの軽自動車として初めて採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの 3 つのモードを選択可能。
●ビッグオープントレイ(助手席)やオープントレイ(運転席)、フロントドアアッパーポケット(両側)、シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)*1など、多彩な収納スペースを設置。
●そのほか、静粛性を高めたスリムサーキュレーター*1や、インパネと後席運転席側に設置したUSBチャージャー(USB Type-A、Type-Cを各1個)*1を採用し、室内での快適性と利便性を向上。
3.安心・安全な運転をサポートする、先進安全技術と広い前方視界
●ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ“デュアルセンサーブレーキサポートII”を、マツダの軽自動車として初めて採用(全車に標準装備)。
●アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]*3は、先行車の追従走行や定速走行に加え、カーブ手前で速度を自動で抑制するカーブ速度抑制機能や、車線変更時の加減速を補助する機能、割り込みなどに対する接近警報機能などを搭載。
●そのほか、車線中央付近の安定した走行をサポートする、車線維持支援機能*3も採用。
●フロントピラーを細くして前方視界を拡大し、右左折時の歩行者や交通状況に対する視認性を向上。
4.電動パーキングブレーキや新開発のメーターなど、利便性を高める装備を採用
●パーキングブレーキの作動、解除の操作を指先で確実に行うことができる電動パーキングブレーキ(オートホールド機能付)*3を、マツダの軽自動車で初めて採用。
●冬の寒い日にも快適な運転をサポートするステアリングヒーター*6を、マツダの軽自動車で初めて採用。
●スピードメーターをデジタル化するとともに、マルチインフォメーションディスプレイには4.2インチカラーTFT液晶を全車に標準装備し、視認性を向上。
5.優れた燃費性能と走行性能、快適な乗り心地を実現
●燃焼効率を高めたR06D型自然吸気ガソリンエンジン(NA車)と、軽量で高効率な新CVT、マイルドハイブリッドの組み合わせにより、優れた燃費性能を実現。
●環状骨格構造や構造用接着材の採用により、ボディ剛性や操縦安定性を向上。また、アンダーボディ接合面への減衰接着剤の採用などにより、室内の高い静粛性を実現した。
フレアワゴンに関する情報サイト:https://www.mazda.co.jp/cars/flair-wagon/
フレアワゴンのメーカー希望小売価格(消費税込)は以下のとおり。
価格帯:154万1100~240万200円
*1 フレアワゴン“XS”、フレアワゴン カスタムスタイル全車に標準装備。
*2 フレアワゴン“XG”(2WD)を除く全車に標準装備。
*3 フレアワゴン“XS”セーフティプラスパッケージ装着車に採用。フレアワゴン カスタムスタイル全車に標準装備。
*4 衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される “サポカーS”の区分のひとつ。“サポカーS ワイド”は、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車です。なお、安全運転を支援する装置は、交通事故の防止や被害の軽減に役立ちますが、これらの装置も万能ではなく、条件によっては装置が作動しない場合もあります。装置の機能を過信せず、引き続き安全運転を心掛けていただきますようにお願いします。
*5 事故防止対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制装置が一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車です。なお、“衝突被害軽減ブレーキ”及び“ペダル踏み間違い急発進抑制装置”は、ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり、路面や天候等の状況によっては作動しない場合があります。機能を過信せず安全運転を行ってください。
*6 フレアワゴン カスタムスタイル全車に標準装備。 フレアワゴンには設定なし。