惜しまれつつも日本向け生産がこの5月末を持って終了したイタリアが誇る国民車『500(チンクエチェント)』の兄貴分として、2015年にデビューを果たしたフィアットのコンパクトSUV『FIAT 500X(フィアット・チンクエチェント・エックス)』に、特別装備4点を備えつつベースモデルより価格を抑えた限定車“Sport+(スポーツプラス)”が登場。6月6日より販売が開始されている。
2022年にもランニングチェンジを受け新世代のフロントグリルおよびリヤエンブレムを採用した500Xは、世界中にブランドを展開する巨大アライアンス網を活用し、北米ジープ・ブランドの『レネゲード』などと同様の“スモールワイド4×4アーキテクチャー”と呼ばれるプラットフォームを用いている。