両モデルともに、駆動用高電圧バッテリーは堅牢なフレームのなかに納められており、従来アンダーフロアのクロスメンバーが担っていた構造部材としての機能も果たしており、バッテリー前部に設けたガードは異物の混入を防ぐことでバッテリーを保護。
さらにモーターと補機類を一体化したeATSは、サブフレームとの結合部分のマウントや、ラバーブッシュの設計に低周波ノイズ抑制の知見を盛り込むことで、電動パワートレインをしっかりと固定しつつ、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)の軽減も達成。空調に関しても、コンプレッサーの振動や騒音を抑える工夫が盛り込まれる。
そんな進化に合わせ、エクステリアは立体的なスターパターンをあしらったフロントグリルに統合され、新デザインのフロントバンパーを採用。標準仕様、AMGライン仕様ともにリヤコンビネーション内部も新グラフィックとなり、ボディカラーには新色ハイテックシルバーとスペクトラルブルーが追加された。
そのほか、オプション設定のアドバンスドパッケージには12スピーカーで合計出力710Wを誇るドルビー・アトモス対応の“ブルメスター・サラウンドサウンドシステム”も追加設定し、価格は811万~899万円(税込)となっている。詳細はメルセデス・ベンツのEQB公式サイト(https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/eqb/overview.html)まで。

