デフォルト設定のコンフォートモードに加えダイナミックモードでは、ステアリングに配置した透明なシグネチャーロゴボタンを一度押すだけで、車両のステアリングやアクセル、サスペンションのセッティングを調整し、オンロードでのパフォーマンスに特化した究極の体験を提供。
さらにこのボタンを長押しするとディフェンダー初のオフロード走行時のパフォーマンスに特化した専用の“OCTAモード”にアクセスでき、滑りやすい緩い路面での最適な加速を実現するオフロードローンチモードや、トラクションコントロールの設定をTracDSC、またはDSCオフにすると独自のオフロードABSキャリブレーションが作動。滑りやすい路面での最適なブレーキ性能を発揮するなど、究極のコントロール性能とドライバーの信頼性を確保する。
こうした性能を視覚的に訴えるエクステリアでは、ボンネット下により多くの空気が流れるようにした独自のグリルデザイン、4本出しのアクティブエキゾーストシステムを組み込んだ新しいリヤバンパー、グラファイト仕上げのアルミニウム合金フロントアンダーシールドを含む強靭なアンダーボディプロテクションを組み合わせた。
またボディカラーにも、ペトラカッパーとフェローグリーンという2色の新たな専用プレミアムメタリック仕上げを追加し、カルパチアングレイ、シャラントグレイと合わせて全4色展開に。そのフェローグリーンは、産初年度のみ設定される限定グレード『DEFENDER OCTA EDITION ONE(エディション・ワン)』専用に開発したもので、チョップドカーボンファイバーのディテールも同様となる。
この独自の仕上げには再生原料が含まれており、ボンネットの「DEFENDER」スクリプトやフェンダーベントサラウンド、ボンネットベントサラウンドに加え、フロントシートの背面、センターコンソールのトリムにも採用される。
一方のインテリアでは、前席にサポート力に優れボルスターと一体型のヘッドレストを備えた新型パフォーマンスシートを採用し、こちらもディフェンダー初採用となるオーディオ技術、ボディ&ソウルシートを搭載。
これは音楽業界のエキスパートであるSUBPAC社、コベントリー大学と共同開発したもので、前席(ドライバーと助手席)の乗員は、音楽を聴くと同時により没入型の音楽体験が可能となり、加えて6種類のウェルネスプログラムにより乗員をリラックスさせたり、移動中の認知反応を改善する手助けをしたりする機能も備わる。
日本市場にはディフェンダー・オクタが130台、生産初年度のみの設定となるディフェンダー・オクタ・エディション・ワンは90台の合計220台が導入され、予定価格は前者が2037万円に。そして専用ボディカラーとシームレスニットのインテリア、チョップドカーボンファイバーの新ディテールや20インチ鍛造アロイホイール、オールテレインタイヤなどを備える後者が2224万円(いずれも税込)となっている。


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