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投稿日: 2024.07.29 17:30
更新日: 2024.07.29 13:52

メルセデス・ベンツ、旗艦オフローダー『Gクラス』を刷新。導入記念“ローンチエディション”を設定


クルマ | メルセデス・ベンツ、旗艦オフローダー『Gクラス』を刷新。導入記念“ローンチエディション”を設定

 そんな機能面と同様にパワートレインも進化を遂げ、前述のとおりISGと48V電気システムにより電動化された3リッター直列6気筒直噴ディーゼルターボの『OM656M』は、先代比で+37PS(27kW)、+50Nmとなる最高出力367PS(270kW)と最大トルク750Nmを発揮。さらに20PS(15kW)、200Nmを発揮するISGにより、高効率な9G-TRONIC(トロニック)との組み合わせで優れた動力性能と燃費経済性を実現している。

 最大3.4mm厚の鋼板からなる堅牢なラダーフレームと、それを受け止める脚元では従来型でオプション設定とされていたアダプティブダンピングシステムを標準装備に。車速や路面状況に応じてダンピング特性を連続的に調整し、ボディを安定した状態に保つとともに、デフロック機構やローレンジモード、さらに360°カメラシステムの映像を元にメディアディスプレイに車両前側下部の路面イメージを仮想的に表示するトランスペアレントボンネットを活用することで、究極の悪路走破性を発揮する。

 アファルターバッハ謹製の4リッターV型8気筒直噴ツインターボを搭載するAMG G63も、最高出力585PS(430kW)、最大トルク850Nmの出力に、ISG+48V電気システムによる20PS(15kW)/200Nmの電動ブーストにより、0〜100km/h加速はわずか4.4秒(欧州参考値)という圧巻のパフォーマンスを有する。

 そのほか、勾配、傾斜、高度、操舵角、油温、エンジン出力にトルク、タイヤ空気圧や温度、さらには各輪のサスペンションやディファレンシャルロックの状態などを表示する“オフロードコックピット”も備わり、日本市場導入当初はローンチエディションのみの展開に。双方ともに左右ハンドル仕様が用意され、価格はG450dが2110万円、同AMG G63が3080万円(いずれも税込)となっている。

メルセデス・ベンツ、旗艦オフローダー『Gクラス』を刷新。導入記念“ローンチエディション”を設定
アファルターバッハ謹製の4リッターV型8気筒直噴ツインターボを搭載するAMG G63
メルセデス・ベンツ、旗艦オフローダー『Gクラス』を刷新。導入記念“ローンチエディション”を設定
ボディカラーは新色のハイパーブルーマグノに加え、オパリスホワイト、オブシディアンブラック、ナイトブラックマグノから選択可能に
メルセデス・ベンツ、旗艦オフローダー『Gクラス』を刷新。導入記念“ローンチエディション”を設定
最新デザインのAMGパフォーマンスステアリングや、AMGドライブコントロールスイッチなども採用する

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メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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