意識的に明るい色でまとめられたAudi e-tron Sportback conceptの室内は、明快な機能と、ボタンやスイッチ類を最小化した操作系を基本原則として設計されています。

ドライバーと乗員は、中央のディスプレイの下、センターコンソールの上、そしてドアトリムにも設けられた広い面積を持ったタッチスクリーンを介して情報を受け取ったり、車載の各システムを操作したりすることができます。
ダッシュボードの水平面と、宙に浮いているように見えるセンターコンソールによって、4座の独立シートを備えた室内は、非常に広々とした印象を与えます。
Audi e-tron Sportback conceptの照明テクノロジーには、昼夜を問わずに最適な視認性を実現する革新技術が採用されています。ボディ前後のデジタル制御式マトリクスLEDユニットにより、多彩な光の演出が行われます。
小さなデジタルマトリクスプロジェクター群は、前方の道路に向けてマークやサインを表示することで、周囲の道路ユーザーとの多様でダイナミックなコミュニケーションを可能にしています。
フルLEDヘッドライトを生産モデルに採用した最初の自動車メーカーであるアウディは、その後もマトリクスLEDテクノロジー、レーザー照明、OLEDテクノロジーの実用化を果たすなど、この分野で業界をリードしてきました。

今回上海で初公開するAudi e-tron Sportback conceptも、周囲とのインタラクティブなやり取りを含めて、ライトによる一連の複雑な機能を実現したモデルです。
フロントボンネット下端の両側に設置された細いライトストリップ(デイタイムランニングライト)が、Audi e-tron Sportback conceptの目の役割を果たしています。
数多くのLEDとマイクロミラーを組み合わせた表面と、複雑な制御技術を組み合わせることで、様々なアニメーションの動きや光のサインを表現することが可能になりました。