TT RSでは初採用となる、4つの走行モードを持つ『アウディドライブセレクト』との協調制御で、コーナリング時には狙い通りのラインをトレースするようトルク配分を調整。ドリフト状態になった場合でもESC(エレクトロニックスタビライゼーションコントロール)が内輪のブレーキを調整し、最適なハンドリング特性をもたらすという。

TT伝統の特徴的なエクステリアでは、このRS専用にハニカムメッシュのシングルフレームやフロントバンパー、固定式リヤスポイラーなどを装備。アウディの量産モデルとしては初となるOLED(有機発光ダイオード)式のテールライトをオプション設定した。

またインテリアには、12.3インチのTFTディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビをはじめとする様々な情報を表示できる『アウディ バーチャル コックピット』を標準装備している。

価格はクーペが962万円、ソフトトップのロードスターが978万円となり、左右ハンドルから選択可能。初期のデリバリーは5月中旬以降が予定されている。
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