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投稿日: 2024.08.06 07:25
更新日: 2024.08.05 19:34

メルセデス・マイバッハ、ブランド初の最上級EV『EQS 680 SUV』を導入。出力658PSで航続は640kmに


クルマ | メルセデス・マイバッハ、ブランド初の最上級EV『EQS 680 SUV』を導入。出力658PSで航続は640kmに

 そのほか、最高峰ラグジュアリーSUVにふさわしい装備として、浮遊汚染物質を除去するHEPAフィルターや、パフュームアトマイザーの機能を有するエアバランスパッケージ、没入できる音響体験を提供するブルメスター製の4Dサラウンドサウンドシステムを標準とする。

 心臓部となる電気モーターには六相式の極めて強力な永久磁石同期モーター(PSM)を持つ電動パワートレイン“eATS”を前後のアクスルに搭載。最高出力は658PS(484kW)、最大トルクは955Nmを発生しながら、WLTCモード一充電走行距離は640kmを誇っている。

 前後でトルクの連続可変配分が行われるトルクシフト機能に加え、フロントのeATSにアクチュエーターを用いたクラッチを設けることで、走行状況に応じて切り離すことで前輪をフリーとし、モーターによる抵抗を極力低減させるディスコネクトユニット(DCU)も搭載。高速巡航時にはリヤ駆動とし、電池の消費量を抑制することが可能となっている。

 そのリチウムイオンバッテリーのエネルギー容量は118kWhとなり、6.0kWまでの交流普通充電と150kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応しつつ、車外へ電力を供給できるV2H/V2Lの給電機能も備える。

 脚元では連続調整ダンパーADS+を備えたエアマティック・エアサスペンションにより最大35mmの地上高拡大を可能とし、最小回転半径をコンパクトカー並みの5.1mとするリヤ・アクスルステアリングも標準装備に。さらに走行モードを可変させるダイナミックセレクトには、従来の走行モードに加えて専用の“MAYBACH(マイバッハ)”モードも用意されるなど、前出の機能と併せて後席乗員に究極かつ快適な乗り心地を提供する。

 ボディカラーには標準の6色、オプションの2色に加え、こちらも前記のとおり特徴的な外観のツートーンペイントが5種類用意され、左右ハンドル仕様を設定。価格は2790万円(税込)となっている。

メルセデス・マイバッハ、ブランド初の最上級EV『EQS 680 SUV』を導入。出力658PSで航続は640kmに
オプション設定のファーストクラスパッケージでは、後席がセパレートシートの4人乗り仕様とされる
メルセデス・マイバッハ、ブランド初の最上級EV『EQS 680 SUV』を導入。出力658PSで航続は640kmに
上質な素材を大胆に使用したウッドパネルや植物由来原料で加工したナッパレザーシートに、ダッシュボード全面をガラス張りとしたMBUXハイパースクリーンなども設定

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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