更新日: 2017.04.20 02:44
VW、完全自動運転モード搭載の新型クロスオーバーEV『I.D.クロス』世界初公開
2017年4月19日
プレスリリース
フォルクスワーゲンが中国でゼロエミッションのクロスオーバーを公開
SUVとクーペの世界を融合した「I.D. CROZZ(アイ.ディ.クロス)」
・500kmの航続距離、4輪駆動、自動運転モードを備えた電気自動車のコンセプトカー
・新しい“CleanAir”システムにより、きわめてクリーンな室内空間を実現
「I.D. CROZZ」に関する10のハイライト
1.SUVとクーペ
「I.D. CROZZ」は、SUVの機能性とクーペのダイナミズムを兼ね備えたクロスオーバーユーティリティビークル(CUV)。
2.3つのモデル
「I.D. CROZZ」は、モジュラーエレクトリックドライブマトリックス(MEB)に基づいて開発された新しい「I.D.」ファミリーの主力モデル。
3.e-モビリティのDNA
「I.D. CROZZ」のアバンギャルドなデザインは、新開発のe-モビリティデザイン言語を反映。
4.ガソリン車並みの航続距離
「I.D. CROZZ」は、225kWのパワーを発生し、180km/hの最高速度を実現する一方、500km(NEDC:新欧州ドライビングサイクル)の長い航続距離を実現。
5.30分で充電
「I.D. CROZZ」は、わずか30分(150kWの直流電源)で80%までバッテリーの充電が可能。
6.オープンスペース
「I.D. CROZZ」は、欧州で「Tiguan Allspace(ティグアンオールスペース)」として知られる新型「Tiguan L(ティグアンL)」(中国名)に匹敵する広い室内スペースを提供。
7.デジタル化した操作系
コクピットにはARヘッドアップディスプレイ、アクティブインフォディスプレイ、インフォテイメントタブレット、ドアパネルコントロールどを採用。
8.完全自動モード
“I.D. Pilot”モードを選択すれば自動運転が可能。自動運転モードでは、ステアリングホイールは、ダッシュボードに自動的に収納。
9.“CleanAir”システム
外気の状況に関わらず、新しいベンチレーションシステムが、室内の空気を最高の状態に維持。
10.ライトブラインド
今回初めて、“ジェスチャーコントロール機能”を通じて、ルーフに設置されたアンビエントライトを作動可能。
上海で「I.D. CROZZ」をワールドプレミア
2017年4月、ウォルフスブルグ/上海
フォルクスワーゲン(VW)は現在、先進的なコンセプトに基づき、アバンギャルドなデザインを特徴とした一連の電気自動車を開発中です。本格的な生産開始は、2020年になります。
そして今回、VWは、2017年上海モーターショー(4月19日~29日)で、この新しい電気自動車シリーズをイメージできる重要な1台を公開します。「I.D. CROZZ」は、電気で駆動するVW初のクロスオーバーユーティリティビークル(CUV)です。
CUVとは、4ドアクーペとスポーツユーティリティビークル(SUV)の特徴を1台に融合したクルマを意味しています。