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■コンパクトなボディサイズながら、快適なハンドル操作とダイナミックな走りを両立

 Audi Q2は、スクエアでエッジの効いたデザインが特徴のコンパクトSUVです。4,200mmの全長はAudi Q3と比べると20cmほど短く、それに対しホイールベースは2,595mmとし、前後オーバーハングを切り詰めています。

 全高も1,530mmと、日本の住環境、道路事情にマッチしています。結果として、立体駐車設備の利用率が高い都市環境にも順応したボディ寸法です。

 また、最少回転半径5.1mのとり回しの良いボディに加え、標準装備したプログレッシブステアリングは町中や駐車時でも快適なハンドル操作を可能にする一方、ワインディングロードでのダイナミックなドライビングも実現しています。

■新鮮で存在感のあるエクステリア

 ポリゴン(多角形)をモチーフにしたデザインが、これまでのアウディデザイン系譜にない、アクティブで新鮮な印象を加えています。

 フロントビューでは、ボンネットに立体的な造形を施し、8角形のシングルフレームグリルを高めに配置することでSUVらしさを演出。

 クーペを思わせる低いルーフラインが印象的なサイドビューでは、Cピラーに設置されたアイスシルバー(グレイシアホワイトでは、マットチタングレー)のブレード(Audi Q2 1.0 TFSI sport及び1.4 TFSI cylinder on demand sportに設定)が力強いアクセントになっています。

 リヤでも長いルーフスポイラーや、アーチ型をしたバンパー、アンダーボディプロテクション風のディフューザーなどにより、ダイナミックな印象が強調されています。

アウディQ2 1.4 TFSI
アウディQ2 1.4 TFSI

■軽量化を徹底したボディ

 ボディシェルはきわめて高いねじり剛性を達成し、それがAudi Q2が持つ様々な優れた資質の源泉になっています。熱間成型の超高張力鋼板の使用比率はボディ全体の22パーセントに達しており、要所を効果的に補強することで、事故時の乗員保護能力を高めつつ、ボディ重量を抑制しました。

 1.0 TFSIエンジンを搭載したAudi Q2の重量は1,205kgにすぎません(欧州仕様値)。この軽い車重と高いボディ剛性により、スポーティなハンドリングと快適な乗り心地の両立が可能になっています。

 またAudi Q2はエアロダイナミクスの面でも洗練されており、Cdは0.30と、SUVのなかではトップレベルの値を実現しています。

■クラスを超えた居住性と使い勝手のいいラゲージコンパートメント

 Audi Q2は、SUVとスポーティカーの持ち味を融合したクルマです。乗り降りがしやすく視界も良好。

 その一方で、前席にはスポーティなシートポジションを設定し、クーペのような傾斜したルーフラインを持つにもかかわらず、後席の乗員にも十分なヘッドルームとレッグルームを確保しました。

 ラゲージコンパートメントはサイドウォールが完全に平らな設計で、低めのラゲージシルと併せ、使い勝手を高めています。

 ラゲージ容量は5人乗車時でも405リットル確保しており、60:40の2分割可倒式リヤシートを折りたためば、最大1,050リットルにまで拡大することが可能です。

アウディQ2 1.0 TFSI
アウディQ2 1.0 TFSI

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