更新日: 2024.11.11 17:44
BMW、完全刷新の4代目『1シリーズ』導入。斬新な“斜めキドニー”や48Vマイルドハイブリッドも採用
そのコンソールにはQi対応機器(スマートフォン等)を置くことで、充電と同時にクルマとユーザー、情報をシームレスに繋げる役割も果たし、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により車両のキーを持たずとも対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除ができるように。同じく車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能としている。
さらに後席ではCセグメントのハッチバックでありながら、大人3名が座れる空間を確保すると同時に、40:20:40分割可倒シートの採用によりラゲッジスペースを有効活用することも可能に。トップグレードの“M135 xDrive”では大人3名乗車時には380リッターながら、後席をすべて前方に倒すことで最大1200リッターまで拡大することができる。
肝心のダイナミクス性能では、こちらもモジュラー構造の1.5リッター直列3気筒BMWツインパワー・ターボを搭載する120系が、最高出力115kW(約156PS)/5000rpm、最大トルク240Nm/1500〜4400rpmを発揮。そのうえで7速ダブル・クラッチ・トランスミッションと48Vマイルド・ハイブリッドを組み合わせ、システムトータルで125kW(約170PS)/280Nmを実現し、さらに120 MスポーツではアダプティブMサスペンションの搭載により快適性と操舵性が大幅に向上している。
一方、BMW M社が開発を担当し、本格的なサーキット走行で培われた技術を余すことなく取り入れたM135 xDriveには、最高出力221kW(約301PS)/5750rpm、最大トルク400Nm/2000〜4500rpmを発揮する2リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボを搭載。
左のパドルシフトを1秒間引くことで、すべてのパワートレインとシャシーシステムをもっともスポーティな設定に切り替えられるMスポーツ・ブースト機能付き7速ダブル・クラッチ・トランスミッションや、高性能4輪駆動システムのxDrive、フロントアクスルに組み込まれた機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャルにアダプティブMサスペンションなど、数々のアイテムが奢られる。
また上級モデルの『M3』や『M4』で培われたテクノロジーを受け継ぐMコンパウンド・ブレーキ(グレー・ハイグロス・キャリパー)なども装着し、BMWに相応しい駆けぬける歓びが提供される。
先進安全機能ドライビング・アシストやハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能、BMWコネクテッド・ドライブなどに加え、新しいBMW iDriveはBMWカーブド・ディスプレイやBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとも組み合わされ、一貫してタッチディスプレイと言語で操作できるよう設計され、価格は478万〜698万円(消費税込み)となっている。
BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp