更新日: 2024.11.26 21:58
ポルシェ、電動モデル『タイカン』に“GTS”と4輪駆動の“4”を追加設定。左ハンドル仕様も初導入
さらにGTS専用シャシーとオプションのリヤアクスルステアリングはとくにスポーティな印象を与え、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネジメント(PASM)を含むアダプティブエアサスペンションは、ポルシェ・トルクベクトリング・プラス(PTVプラス)との組み合わせで標準装備されている。
またGTS専用チューニングを施したポルシェ・アクティブ・ライドサスペンション・コントロールシステムもオプションで設定され、ダイナミックな走行条件では各ホイールの荷重を最適かつ個別に配分することで、路面とのほぼ完璧なコンタクトを確保すると同時に、日常的なドライビングシーンにおける快適性を向上させる。
一方、クロスツーリスモに続いて登場したタイカン4は、4輪駆動のタイカンのなかでもっとも効率に優れたモデルとされ、標準装備のパフォーマンスバッテリーまたはオプションのパフォーマンスバッテリープラスのどちらをアンダーボディに装着するかによって、ローンチコントロール使用時に最大300kW、または320kWのオーバーブースト出力も得られる設定に。
航続距離もバッテリーの種類によって異なり、パフォーマンスバッテリーを使用した場合は最大559km、パフォーマンスプラスバッテリーを使用した場合は最大643km(いずれもWLTP)の走行が可能とされ、4輪駆動モデルでは「文句なしの航続距離におけるチャンピオン」とされる。
フロントにもモーターを搭載した“4”は、後輪駆動モデルよりも走行安定性が高くトラクションも向上し、その結果0〜100km/h加速タイムは4.6秒で、80kgの重量増にもかかわらず後輪駆動モデルを0.2秒上回る。
エクステリアでは19インチタイカンエアロホイール、ブラックのブレーキキャリパー、LEDマトリックスヘッドライトなど充実した標準装備が用意され、さらにポルシェ・トラクション・マネジメント(PTM)とPASMを備えたアダプティブエアサスペンションも標準装備に。
これら2機種の導入を機に、全モデルに新しいエクステリアカラーが提供され、レジェンドカテゴリーにはスレートグレーネオとペールブルーメタリック、ドリームカテゴリーにはパープルスカイメタリックを追加。
さらにカスタマーからの強い要望に応えるカタチで、今回導入のGTSを始めターボ、ターボS、ターボGT(ヴァイザッハパッケージ装着車両含む)ではこれまでの右ハンドル仕様に加えて、左ハンドル仕様の導入を開始し、価格はGTSが1952万円、タイカン4が1416万円(いずれも税込)となっている。
ポルシェコンタクト:0120-846-911
ポルシェ公式サイト:http://www.porsche.com/japan/