直近にもラインアップのネーミングルール見直しを発表していたアウディが、ドイツ本国の3月4日に基軸モデルたる『A6 Avant(A6アバント)』を世界初公開。最新のガソリン、ディーゼルともにMHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーを組み合わせ、アダプティブエアサスペンションとオールホイールステアリングが高い乗り心地と俊敏なハンドリングを両立するなど「他に類を見ないファーストクラスの移動体験」が提供されると謳う。
先日にも日本上陸を果たした『A5』に続き、本来ならBEVモデルが称する予定だった偶数番号を、そのまま従来モデルから引き継ぐ格好となった新型『A6』は、重要なシリーズの刷新を進めているアウディのモデル群と同じく効率的でデジタルなモデルへと進化。エクステリアは無駄を削ぎ落としたデザイン言語による機能的かつ時間を感じさせないデザインが特徴となり、それは空気抵抗係数(Cd値)で0.25という卓越した空力性能にも反映される。