更新日: 2017.06.05 13:48
フルラインアップ最後の1台、『メルセデス・ベンツEクラス・クーペ』が登場
いつの時代も流麗なルーフライン、サッシュレスウインドウとBピラーレスによる広い車窓を特長としてきたメルセデス・ベンツのミドルクラス、『Eクラスクーペ』が最新世代に刷新。5月31日から発売開始となっている。
Sクラス、Cクラスに続き、シリーズ最後の最新世代移行となったEクラス。そのサルーン・ラインアップの動きにあわせてクーペもフルモデルチェンジを敢行。3兄弟の最後となった『Eクラスクーペ』も、兄や弟のような流麗なバックエンドを持つクーペに生まれ変わった。
フロントセクションはダイヤモンドグリルとパワードームを備えたボンネットによりスポーティな性格を強調し、サイドビューはフロントセクションから低く立ち上がるAピラーと、高い位置を走るベルトラインとサッシュレス・ドアにより、メルセデスクーペ伝統のプロポーションを形成。
リヤはメルセデスのクーペが持つすっきりと水平にトランクリッドにまで伸びる2分割構造のLEDリアコンビネーションランプが特長となっている。
一方のインテリアは、SやCにも勝る最後発のメリットが生かされ、サルーン同様にふたつの高精細12.3インチワイドディスプレイを設定。この2枚のディスプレイを1枚のガラスカバーで融合した特徴的なデザインにより、空中に浮かんでいるような浮遊感を生み出している。
その他、コクピットディスプレイのデザインは“クラシック”、“スポーツ”、“プログレッシブ”の3種類の中から選択可能となるほか、スワイプ操作が可能なタッチコントロール機能を備えたステアリング、64色のアンビエントライトなど、Eクラスと同等の機能が備わっている。